技術支援

既製品や3Dプリントなど、どのようなものでも使用できます。金型を設計する際には、金型の取り出し角度を考慮し（3°以上）、スムーズに放出できるようにする必要があり、やはり金型の平面性に注意を払い、水やゴミのある金型を使用しないようにすると、配管内に引き込まれてポンプモジュールに損害を与える可能性があります。

真空成形では、真空の力で金型に圧力がかかるので、既製品を使う場合は、薄い殻なのか壊れやすい物なのかに注意し、成形を安定させるために内部の支持構造を増やすとよいでしょう。

FORMARTは高さ16cmまでの金型に対応し、最大成形面積はFORMARTが46cm×26cm、Liteが26cm×16cmで、これより高い金型の場合は、適度なアスペクト比が必要です。

3Dプリント製品は熱に弱いのですが、造形に使うプラスチックシートは非常に薄く、すぐに冷めてしまうので、造形が間に合わず痛んでしまうということはありません 当社のテストによると、PLAプリント製品は3〜5回、ABSプリント製品は30〜50回、光硬化プリントの場合は数百回の成型に耐えることができます。それでも金型の耐久性に不安がある場合は、最初のプラスチックシェルを成形した後、セメントや漆喰でより強固で耐久性のある金型を作ってから、定量生産に移行することをお勧めします。

QRコードを元のプラスチックシートの右下に置くと、レンズが自動的にスキャンします。シートが検出されない場合は、シートを垂直に動かして、レンズが再フォーカスするようにしてください。

FORMART には停電保護装置が搭載されていますが、停電保護装置が作動した場合はすぐにリセットせず、まずは弊社にご連絡いただき、装置の安全性をご確認ください。

プラスチックシートの厚みは0.3mmから3.0mmまで対応可能です。FORMARTは世界で最も充実したプラスチックシートのデータベースを持ち、PLA, TPU, FPC, PET, HIPS, PS, PETG, HDPE, PE, ABS, PP, PVC, PMMA, PC, KYDEX, PSU・・・などにも対応可能です!

FORMARTはシートと同梱しません さらに、FORMARTは世界で最も充実したプラスチック板のデータベースを持っているので、市販されているほとんどのプラスチック板を簡単に設定・選択でき、その他の操作も変わりません。

FORMARTのフレームは磁石で固定されているため、引き下げる際に大きな力を必要としますが、一度外れると非常にスムーズに外れるため、過度の減速や底打ちを防ぐために、腕をしめてフレームを保持する必要があり、結果として怪我や破損の原因となります。

プラスチックシートが加熱されると、ちょうど静かに底にフレームを押して、しかし、気密性を確保するために、あなたの手を解放する前に底と3秒間滞在することを確認するために、しかしまた、損傷を避けるために、あまりにもハードフレームを押さないように注意してください。

FORMARTは、最小圧力での低真空モード、中圧での標準モード、最大圧力での高真空モードの3つの吸引モードを内蔵しています。 お客様のご希望に合わせて、最適なモードをお選びいただけます。 また、プロの方であれば、エキスパートモードで加熱方式や加熱プロファイル、真空レベルを選択することも可能です。 完成した真空に満足できない場合は、動作モードやパラメータを変更することで最適化することができます。

FORMARTのヒーター設計は、市販の小型真空成形機とは一線を画しています! 通常の卓上型真空成形機は、ステンレス製の加熱管やセラミックヒーターを使用しているため、速度が遅く、非常に不均一で、プラスチックシートの高温部分が伸びすぎてしまうという問題がありました。 当社の機械は、工業用グレードの石英加熱管を使用し、プラスチックシートの均一な加熱と一貫した厚みを確保するために、できるだけ均等に加熱しています。

FORMARTオリジナルのプラスチックシートは、安全で毒性がなく、食品との接触にも配慮しています。 MY YARD以外のパネルを使用すると、プラスチック臭がしたり、加熱すると好ましくないガスが発生することがありますので、密閉された空間での使用は避けることをお勧めします。

FORMARTは、金型を取り出しやすくするために自動的に逆噴射するガス反転弁を内蔵した唯一の卓上型真空成形機です。 ただし、実際の結果は金型に依存し、金型にバーブがあったり、真空度が高すぎたり、表面がざらざらしていると、ブローアシスト機能が働かず、金型が飛び出すことはありません。

1. 付属品が正しく装着されていることを確認する
   装置が正しく取り付けられているか、サイズ調整バーがラッチに正しくはめ込まれているか、エッジストリップが脱落していないかなどをご確認ください。付属品が正しく取り付けられていない場合、空気密度に影響を与え、成形不良が発生する可能性があります。
2. 加熱温度は適切か
   使用するプラスチックシートが熱可塑性であること、ヒーターが十分な温度に設定されていることを確認してから成形してください。
3. 真空設定
   真空度の設定は、作りたい製品の種類によって異なります。 パッケージングやナチュラルストレッチモールディングを行いたい場合は、真空度を低く設定し、ターニングやディテールモールディングを行いたい場合は、ファインモードを選択します。
4. プラスチック材料
   ほとんどのプラスチックは熱成形が可能ですが、素材やブランドによってプラスチックの比率が異なり、色でも設定温度に影響があります。 オリジナルでないプラスチックシートを使う場合でも、FORMARTの内蔵データベースを使い、指示に従って素材や色、厚みを選択することで、失敗の可能性を低くすることができます。
5. 金型に適切な空気孔があるかどうか
   金型に凹みがある場合、凹み部分に適切な空気穴（直径1.5～2mm）を開けないと凹みが形成されない場合があります。

PET樹脂シートの加熱温度が高すぎたり、焼成時間が長すぎたりすると、白化現象が起こります。焼成時間が長くならないように、加熱温度を少し下げて、温度到達後すぐに枠を引いてください。

モールドの角やピラーモールドの高さはシワになりやすいので、付属のウェビング除去器で解決! 大きな金型や特殊な形状の場合は、ウェビング除去器のサイズや距離を変えて、最良の結果を得る必要があります。

高温になると、一部のプラスチックシート（PETなど）が白化することがあります。 必要に応じて、金型を研磨したり、表面処理をすることをお勧めします。

FORMART/ FORMART lite は、世界で初めてプラスチックシートの除湿機能を内蔵した装置です。ヒーターでシートを加熱して90℃以下に保ち、成形前にシートの水分を追い出すことで、完成品に気泡が入る可能性を大幅に低減します。

FORMART 2/ FORMART SE/ FORMART Sの基幹部品は業界最長の2年保証で、機械全体はドイツのラインランド研究所の認定を受けています。

FORMART/ FORMART SE/ FORMART S はモジュール式で、電源を入れると自己診断が行われます。 モジュールに異常がある場合は、どのモジュールに異常があるのか、異常警告が表示されるので、ユニット全体を返送する必要はありません。 使用中に不具合が生じた場合は、MYARDのウェブサイトからご連絡いただければ、適切な対処方法をアドバイスさせていただきます。

• 修理のご依頼
  問題の部品や画面表示の写真を撮影して、service@myyardtech.com までお送りいただくか、MYARDウェブサイトの「Need Help」ボタンから直接お問い合わせください。

• 返信時間
  MYARDカスタマーサービスは、5営業日以内に、発送先情報、プロセス、修理番号などを含めて、お客様のお問い合わせに回答させていただきます。
• 修理品の返送
  破損した部品は、安全な梱包材を使用し、弊社カスタマーサービススタッフの指示に従って返送してください。 送料はユーザーの負担とし、輸送中の破損や紛失についてはユーザーが責任を負うものとします。
• 支払方法
  修理受付後、修理担当者が問題の特定とテストを行い、正しい見積もりと支払い方法をお伝えします。
• メンテナンス完了
  修理品を受領後、製品の不具合や修理部品の在庫状況に応じて完了予定時期をお知らせし、修理工程が完了した時点で率先してお客様にお知らせするとともに、修理品を返送いたします。

• 当社はお客様の通常使用下で2年間の保証をいたします。ただし、個別の使用環境の違いにより、以下の部品は保証の対象外となります。
  • ゴム製シール
  • フレーム＆シートロッカー
• 次のような場合に発生した損害については、修理・メンテナンス費用・送料を請求させていただきます。
  • 異常動作や仕様外の不適切材料使用による破損
  • 誤った電圧のご使用、落下、事故、自然災害による破損
  • 不適切な分解による破損
  • 無許可の修理による破損
• 通常使用下の場合、送料はMY YARD TECHが負担いたします。保証期間を超えて修理する場合は、修理代と送料を購入者様へ請求させて頂きます。
• 保証利用規約は、合法的な販売ルートで当社製品を購入されたお客様にのみ適用されます。
• 持続可能な環境保護は常に当社の重要な概念であり、材料を最大限に活用するために、交換部品または再生部品を使用して機器の修理および交換を行う場合があります。
• この装置を生命維持または健康関連の用途に使用することは許可されていません。ユーザーの誤用によって人身傷害または死亡が発生した場合、当社は補償または法的責任を負いません。

• 保証の証明：保証期間は購入時期によって計算され、計算の根拠となる請求書または購入証明書をお客様に提示していただく必要があります。
• 保証期間：製造番号の登録日または商品の受領日から2年間とします。 機械がお手元に届きましたら、機械背面のシリアル番号（MFG）をMY YARDホームページで登録してください。 保証期間の最終日が祝祭日の場合は、翌営業日が保証期間の最終日となります。